静岡大学防災マイスターは、一定レベルの防災知識を備えた学生を養成して社会に輩出すために平成23(2011)年度から実施している教育プログラムで、所定の科目を履修し授与を申請した学生に「静岡大学防災マイスター」の称号を与えるものです。
本教育プログラムは、本学の特別教育プログラムとして認定されており、令和4年度までに139名が同称号を得ています。
また、平成24(2012)年度から、称号取得者が静岡県の認定講座を受講することにより、静岡県知事認証「静岡県ふじのくに防災マイスター」の称号も取得することが可能となり、令和4年度末現在130名が称号を取得しています。
到達目標
静岡県を含む広い地域で危惧されている南海トラフ地震をはじめとする自然災害に対する科学的な知識を有し、それに基づいて災害時に自己や他者の生命と災害後の生活を守る上で有用な最低限の防災知識・スキルを獲得することを目標としています。
なお、教育学部にあっては、それを学校安全の推進に活用できる能力を獲得することを目指します。
履修対象科目
全学教育科目の「大規模自然災害の科学」と「災害のリスクマネジメント」を必修科目とし、「地震防災」、「地域社会と災害」など、全学共通科目や学部専門科目のうち30~40科目*を、選択必修及び選択科目として指定しています。(*静岡キャンパス約40科目/浜松キャンパス約30科目)
修了(称号認定)要件
①必修科目4単位、選択必修科目4単位以上、選択科目4単位以上の合計12単位以上の取得 ※
※令和3年度以前の入学者:必修科目3単位、選択必修科目4単位以上、選択科目5単位以上の合計12単位以上の取得
②修了レポートの提出と合格