静岡大学サスティナビリティセンター

住み続けられるまちづくりを 産業と技術革新の基盤を作ろう 気候変動に具体的な対策を
2023.06.08

未来の社会インフラデザイン研究所

所長:原田 賢治(静岡大学/防災総合センター/准教授)

研究テーマ
未来の地域社会を支える社会インフラのデザインに関する研究開発

 

研究概要
 気候変動への緩和と適応による脱炭素社会の実現、巨大地震災害や極端気象災害への防災・減災対策による安全確保、人口減少社会における魅力・活力あるまちづくりなどのような地域社会の活動を支える「社会インフラ」を取り巻く課題への対応は、未来に向けて地域社会が継続していく上で欠かすことができない重要な社会課題となっている。近年の自然環境、社会環境のダイナミックな変化は、これまでの社会インフラへ期待する役割・機能を変化させてきており、適切な対応が行われなければ、我々の社会への負の影響を増大させる可能性もある。
 本プロジェクト研究所では、社会インフラの整備・管理を担う行政機関と連携をはかり、地域社会を支える社会インフラにおける課題を整理し、未来に向けた社会インフラのデザイン手法を検討する。具体的な検討として、地域特性を考慮したグリーンインフラの活用方法および実現に向けた実施方策を検討する。さらに未来の社会インフラの構築に向けて、学内外の関連専門家との連携を進めるとともに、他分野との連携に取り組むことで学際的で幅広く開かれた未来の社会インフラのあり方についても検討する。

 

▼研究所サイト
https://project-kenkyu.shizuoka.ac.jp/introduction-pj-labo/y2022/4-027