2023.05.22
再生可能エネルギー次世代中核人材育成フィールド研修
静岡大学は環境省・令和4年度教育機関と連携した地域再エネ導入促進及び地域中核人材育成事業を受託し、2023年2月から3月にかけて、「地方都市における再エネ発電事業の現状と課題」と題するフィールド研修を実施、企画・運営をサステナビリティセンターが担当しました。
本学の研修には人文社会科学部、地域創造学環、理学部、農学部の1年生から4年生まで合計10人の学生が参加し、静岡県内での再エネ発電の取組みについての座学や浜松市・掛川市でのヒアリング・現地視察に取組みました。この現地視察には創造科学技術大学院でSDGsについて学ぶアジア諸国出身の留学生4人も参加しました。また、本学において再エネ発電の研究開発・実装に取組んでいる工学部・農学部・理学部の研究室を訪問し、4人の先生から研究や次世代を担う学生たちに伝えたいことなどを聴くという企画も実施しました。そして、3月にはこの事業に参画した14大学の参加学生とともに、研修の成果をオンラインで発表しました。
参加学生からは、再エネ発電に取組む自治体や企業のみなさん、またさまざまな専門の先生や学生などと交流したり、お話を聴いたりすることができたことで、自分の視野を広げることができたなどの感想が寄せられており、貴重な学修の機会となったようです。
(教育・アウトリーチ部門部門長 板倉美奈子)