5月24日(金)に第14回「ランチ de SDGs!」を開催しました。 今回は、「SDGsって今どうなの?」をテーマに、改めて、SDGsの意義や今後必要なことを振り返る時間を持ちました。静大教職員に加え大学生も参加し、和やかな雰囲気のなか意見交換を行いました。 参加者から「SDGsは本当に世界の役に立つのか」というそもそも論や、SDGsの理念や目標は素晴らしいが、SDGsが自己PRや自己満足に使われて、本質的な問題解決に結びついていない現状があるのではという意見が出ました。 また、SDGsの知識が問題に対する行動実践に結びつかないのは、問題が「ジブンゴト」化されていないからではないかという意見から、そもそも「ジブンゴト」化とは何を意味するのかについても対話を持ちました。自我を地域・世界といったコミュニティにまで拡張できるかどうかや、すべての問題をジブンゴトとするのは難しいものの、SDGsの17個のゴールのどれかには結びつけることはできるのではないかという意見もありました。 最後には教職員から学生や若い世代への期待が伝えられたのと同時に、大学教育のあるべき姿や、そして教職員と学生がより「一緒に」社会課題に取り組む環境の整備についても言及され、会が終了しました。大学生が参加されたことで、より多様な声を聞くことができました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。