5月24日早朝、本学農学部圃場で行われた溶融スラグを用いた肥料の実証実験の現場を見学させていただきました。
2023年度のカーボンニュートラル研修では、2月に静岡市の西ヶ谷清掃工場を視察し、静岡市、本学研究室などの産官学連携により開発された溶融スラグの生成工程について学びました。現在、この溶融スラグを肥料として活用する試みが実用化していますが、本学農学部ではこの肥料の効能の実証実験が行われており、今回はこの実験のためマコモの苗を圃場にある田んぼに植える作業を見学、さらに参加者の一部が実際に苗の植え付けやスラグ肥料の散布といった作業を農学部の学生さんたちとともに体験させていただきました。
この研修には学部生2名、創造科学技術大学院の国費留学生3名が参加、このうち3人が植え付け・肥料まきを体験し、ごみから生成された溶融スラグが実用化されている現場を見聞きすることができました。