今回は、「連携には何が必要?」をテーマに静岡大学教職員8名で雑談をしました。社会課題の解決や、新しいイノベーションを起こすには、異領域との連携が有効と言われています。でも、異領域の連携ってどうやったら実現するのでしょうか?今回は、各学部やセンター、部署内での連携の現状と共に様々な意見が共有されました。
まず、参加者からは、連携に意欲がある人ほど忙しく、時間的余裕がない現状が挙げられました。
その上で、連携に必要なのは、課題についての共通の認識や理解を持つことだけでなく、そのためにも時間をかけてお互いのことを理解しながら信頼関係を築くことの重要性が述べられました。連携する一人一人の目的や期待値、立場、そして何をどこまでコミットできるのか(制約)を最初に確認することが連携体制を築く鍵になるといいます。
最後には、静岡大学内に、もっと“協力する文化”を育てていくにはどうしたらいいのかという問いが生まれました。参加者からは、学部学科や部署を超えた協働の機会を意識的につくることも重要ではないかと意見が挙がりました。同時に、育児休暇や急な転出にも対応できるよう、お互いの業務等も兼任し、いつでもカバーし合える体制づくりの重要性も唱えられました。
(担当:連携推進部門 安冨勇希)